科研費データベースから先行研究を位置づける
2005年以降の科研費による研究において「ESD」をキーワードとし、本研究(大学における「深いESD」プログラムの開発と評価に関する実証的研究)に関連する先行研究を整理
以下、敬称略で失礼します
1. アプローチ:変容学習・ウェルビーイング・システム思考・アート
自己変容をもたらすケアリングを通した多文化共生:ESDの適用可能性に着目して
2019-04-01 – 2023-03-31
曽我 幸代 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 准教授
学習者のウェルビーイングに資するノンフォーマル教育の国際比較研究
2013-04-01 – 2016-03-31
丸山 英樹 上智大学, グローバル教育センター, 准教授
ドイツの地理教育における「人間-環境システム論」を導入したESD教材開発
2011 – 2012
山本 隆太 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 助手
芸術教育による感性に働きかけるESDの構築~代替案の思考能力の育成~
2012-04-01 – 2015-03-31
2. 評価の開発
SDG世界の幕開け:サステイナビリティ評価で国際社会は変わるか?
2016-04-01 – 2018-03-31
長尾 眞文 国際連合大学サステイナビリティ高等研究所, 客員教授
高等教育における「持続可能な開発の為の教育」評価可能な枠組開発と普及構造の構築
2011-04-01 – 2015-03-31
GANNON Tracey (GANNON TraceyJ) 京都大学, 地球環境学堂, 准教授
SDGsを目指した持続可能な地域の形成条件とESD評価方法に関する実証研究
2019-04-01 – 2022-03-31
湯本 浩之 宇都宮大学, 留学生・国際交流センター, 教授
風土知に基づく持続発展教育カリキュラムの構成原理とパフォーマンス評価の研究
2014-04-01 – 2019-03-31
持続可能な未来のための教育における協同的社会参加と形成的評価モデルの有効性
2013-04-01 – 2017-03-31
若菜 博 札幌国際大学, 人文学部, 教授
日本のシュタイナー学校における公共的総合的な教育課程と自己評価法の開発と検証
2012-04-01 – 2016-03-31
3. 大学生を対象
大学教育における「対話」―持続可能でレジリアントな社会を創る市民育成の視点から
2018-04-01 – 2022-03-31
二ノ宮リム さち 東海大学, 現代教養センター, 准教授
大学生を対象とするSD実践力としての科学リテラシー育成プログラム開発と評価
2010 – 2012
4. アクション・リサーチ
大学教養教育におけるESDとしての地域活性化ワークショップの展開
2011 – 2013
伝統知を用いたESDモデルの社会実装と国連「SDGs」における主流化の手法研究
2016-04-01 – 2020-03-31
古澤 礼太 中部大学, 中部高等学術研究所, 准教授
5. 環境教育・環境学との連関
ドイツにおける環境教育学の視座に関する研究
2019-04-01 – 2024-03-31
若林 身歌 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 准教授
持続可能な市民社会を構築する環境教育思想に関する基礎研究
2011-04-28 – 2015-03-31
環境に配慮した持続可能なライフスタイルを実現する環境教育の構築に関する研究
2011 – 2013
6. 国際比較
「持続可能な開発のための教育」のイノベーションに関する日本・スウェーデン比較研究
2017-06-30 – 2020-03-31
北村 友人 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授
ベーシック・インカムとESDとの哲学的連関についての日独共同研究
2014-04-01 – 2017-03-31
別所 良美 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授