丸山の講義補助

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人類共通の課題「Winter」に向けて立ち上がる: GOT最終章が始まりましたね

2018年度のUNESCOキャンプでは、ニュージーランドから基調講演のために来ていた学校カリキュラムの専門家と「持続(不)可能な状況を前に、多くの人が目の前のことで精一杯で、まるでGOTだ。誰も『冬』に備えることができてない。人類が滅亡するかもしれないというのに」と朝食を一緒にしながら盛り上がりました。

私が米国長編ドラマ『ゲームオブスローンズ Game of Thrones: GOT ( https://amzn.to/2IaDkfG )』を知ったのは、10年以上前にベルリンで調査協力者から、は面白いとオススメされ、その後ずっと時間もなく。2年前あたりから、ようやくシーズン1から7までを観ました。シーズン1は「えろ」と「ぐろ」が多かった上、その後も理不尽な展開にストレスを抱える羽目に。でも、いくつものストーリーがつながっていく、飽きさせないドラマです。

劇中"Winter is coming"というフレーズは、いく度も繰り返されます:


How many time to they say Winter is Coming - Game of Thrones

このフレーズは、他の国々で主流である一神教ではなく自然由来の信仰が強い北国*において「冬」の到来に備えよという意味を指していました。ドラマを通じて人智を超えた「冬」の意味が明らかになっていきますが、各国の政治家や軍人、知識人たちは人類共通の課題より、目の前の国益・私益や政略に奔走し命を落としていきます。

(*この北国は、冬のエストニアと風景がそっくりです)

www.adventureherald.com

これまでの常識が通用しない**という点で、専門家だけでなく、私たちも知ること・学ぶこと・他者と生きること・自分を生きることを、より意識できたらと考えます。今月(2019年4月)から始まった最終シーズンは「冬」が到来し、、、"Winter is coming" to "Winter is here"です。

(**例えば、下記の記事のように理科の教科書も既に使い物にならない時代にある。)

www.newsweekjapan.jp

ところで、去年こんなことまでも言ってた私:

www.facebook.com