教科書12章は、気候変動です。多くの国々では気候変動がホットな話題で、先日のオーストラリア選挙では気候変動が争点の一つでしたし、 NASAも気候変動の問題提起をしています。大阪で開催中のG20サミットでも、気候変動は扱われていますね。
私も4月のエントリーで、環境保護活動家グレタ・トゥーンベリさんのことに触れました。
でも、コンパクトにまとまってて、自分には何ができるのか?を考え、行動に移すことができる書籍は、こちらだと思います。
あと、こちらのビデオも良いと思います。
さて、教科書の内容をおさらいしておきましょう。
I. The Basic Science of Climate Change
- 気候変動はグローバル危機である。
- 国際的に協働して行動するべき。
- 国を越えて、世代を越えて、やる。投票権を持たない子どもや生まれてくる将来世代。
- GHG排出と近代産業化の課題。
- 気候変動は、ゆっくりと進展する課題。
- また、複雑な課題。
- 世界の最も強い会社はエネルギー関連企業。
太陽放射・地球放射の吸収・排出の差分である有効放射量が高いと、地球温暖化へ。平均気温は上昇中。
II. The Consequences of Human-Induced Climate Change
今までどおりのやり方(business as usual)だと、その傾向は変わらない。
そういう脅し文句のようなアプローチ、あちこちにあって、それがビジネスになる。日本企業がSDGsにこぞって取り組むのも、、、同様ではないことを祈ります。
III. Mitigation of Greenhouse Gas Emissions to Limit Global Warming to Two Degrees Celsius
で、軽減するのが最重要!という話に。GHG排出を削減する。 「The challenge to keep global warming below 2 degrees」
http://www.globalwarming-sowhat.com/warm--cool-/warming-track-to-5c-by-2100.pdf
再生可能エネルギーによる発電は、水力発電の他、太陽光・太陽熱・風力・地熱・大気中の熱その他の自然界に存する熱・バイオマスによる発電があります。カナダが66%も再生可能エネルギーを導入してて、世界一みたいですね(経産省資源エネルギー庁)。私も欧州横断バスでぼんやりと風力発電の風車を眺めてました。
IV. Adaptation
テクノロジー活用によって軽減できることは多いが、その発展でGHG排出もあるため、注意も必要。今は中国が最大の排出国となった。
政治主導も重要。
中学生の時だったか、父親が使わなくなった太陽光発電のシチズン腕時計を、とてもカッコいいと感動して使っていた時がありました。1973年のエネルギー危機がきっかけだったとは知りませんでした。危機は機会なんですね。