〆切：9/20 オンライン自主ゼミ「開発と教育：グローバル課題と⽀援」

国際開発学会のメーリングリストからの転記です：

《⾃主ゼミ「開発と教育：グローバル課題と⽀援」お知らせ》

6. 申し込み⽅法

　希望者は９⽉２０⽇（⽇）までにフォーム（https://forms.gle/YyMWzZ3TsLxbskcF7 ）にてお申し込みください。応募者多数の場合はご希望に添えない場合もあるかと思いますがご了承ください。

　1. 目的　

　世界各地で JICA や国際援助機関、NGO などを通して教育・⼈材育成関連の国際協⼒活動で多くの専⾨家が活躍していますが、通常は互いの経験や知見を交換する場はあまり多くありません。現在多くの専門家が一度退避中ですが、この機会に教育と開発分野の学識経験者の知⾒に触れ、互いの経験から学ぶ機会を作りたいと思い、早稲田大学の黒田一雄先生のご協力を得て、以下のようなオンライン形式のゼミを企画しました。
　このゼミでは世界共通の課題、例えばインクルーシブ教育、教育の平等・公正・質、国際化について分析しながら、グローバルガバナンスの中での教育⽀援について考えます。専⾨家にとっては、このゼミを通じてより質が⾼く、汎⽤性のある協⼒活動が可能となり、他⽅実践には直接携わらない研究者や関係者にとっても、実践者とこのような協議とネットワークの場を持つことにより、今後の国際協⼒の実践及び研究発展に役⽴てることが期待できます。

　2. 開催方式　

　遠隔会議システム（zoomなど）を⽤いるため、海外・遠隔地在住、障がいその他の理由で、普段は⾸都圏で実施されるセミナー等の参加が困難な方にも参加していただけます。
　各回１５０分で課題図書・文献（その分野の key reading もしくはゲスト講師の著書など）を参加者が持ち回りで報告し、協議ポイントを議論します（60分）。その後講師からのインプット、課題提起による議論と意⾒交換（75分）を⾏います。
　ファシリテーターは寺野摩弓（JICA専門家・E-JUSTプロジェクト）、アドバイザーは佐藤寛（アジア経済研究所）。
　協⼒：早稲⽥⼤学アジア太平洋研究センター国際教育開発部会

　3. 時期

　２０２０年１０⽉３⽇（⼟）〜２０２１年２⽉ 20 ⽇（予定）。⽉２回ほど（⼟曜⽇１６時〜１８時半）。全９回。

　4. 募集対象

（10〜最大23 名）参加費は無料（原則として、すべての回に参加できること）
a. 教育や⼈材育成の分野の開発協⼒実践者で、SDGs とインクルーシブ社会の構築の関連について学術的知⾒や関係者の交流に関⼼を持つ⽅。特に、世界各地（⽇本国内も含む）で JICA や国際援助機関、NGO などを通して教育・⼈材育成関連の国際協⼒活動に携わる⽅々を優先します。
b. 表記のトピックに関⼼を持つ研究者、関係者
c. 英語・⽇本語での準備や協議に参加が可能な⽅
d. ゼミ方式での実施に参加が可能な⽅

　5.日程・テーマとゲスト講師

（講師の都合により変更の可能性あり）
10 ⽉ 3 ⽇（⼟）国際教育協⼒の再⽣・教育のグローバルガバナンスと開発（早稲⽥⼤学⿊⽥⼀雄先⽣）
10 ⽉ 17 ⽇（⼟） SDGs 時代における教育グローバルガバナンスの特徴と課題（広島⼤学吉⽥和浩先⽣）
11 ⽉ 7 ⽇（⼟）持続可能な開発とノンフォーマル教育のグローバルガバナンス（上智⼤学丸⼭英樹先⽣）
11 ⽉ 28 ⽇（⼟） SDG4 形成過程の⾔説分析に基づくグローバルガバナンス再考（名古屋⼤学⼭⽥肖⼦先⽣）
12 ⽉ 19 ⽇（⼟）教育の平等・公正に関するグローバルガバナンスと開発（国際基督教⼤学⻄村幹⼦先⽣）
1 ⽉ 9 ⽇（⼟）幼児教育のグローバルガバナンスと開発（広島⼤学三輪千明先⽣)
1 ⽉ 23 ⽇（⼟）グローバルガバナンスと「教育の質」（筑波⼤学川⼝純先⽣）
2 ⽉ 6 ⽇（⼟）グローバルガバナンスと⾼等教育開発（東北⼤学⽶澤彰純先⽣）
2 ⽉ 20 ⽇（⼟）教育はグローバルガバナンスを統御できるか ―国際教育開発の理論的外部― （⼭梨県⽴⼤学橋本憲幸先⽣）
　各回のテーマ・参考資料はゲスト講師の推薦図書を中⼼に決定（⽇本語または英語)。参考資料は書籍、報告書などで DAISY やその他の⽂書読み上げツール対応など、アクセシビリティ機能があるものをなるべく活⽤。
　主たる参考⽂献：２０１６年特集号国際開発研究 2016 年 25 巻 1-2 号他
　 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jids/25/1-2/_contents/-char/ja