エキサイティングな #StudyTour(メコン経済回廊 & 北部タイ)
上智大学では、いくつものスタディツアーの機会が提供されています。例えば、北部タイとメコン域における国際教育協力・架け橋のために、スタディツアーが開催されています。オススメは、短期・長期の海外留学は大学2年か3年で行くこと、その前の1年生、2年生でこれらのツアーへ参加することです。
www.sophia.ac.jp
国際機関で経済、社会、教育など複合的な開発を扱う経験も長かった、廣里恭史先生から、2019年度ツアーに関する説明を、このブログに掲載してほしいとリクエストがありました。(2018年度ツアー報告書は、こちら。PDF 3MB)
それらは、「1.メコン経済回廊スタディーツアー(東西経済回廊編):肌で感じるASEAN共同体」と「2.北部タイ:サービス・ラーニング・プログラム(SLP)」です。応募・問い合わせ:グローバル教育推進室(担当:高木・富永/内線:3521)引率:本学教員とSophia Global Education and Discovery Co., Ltd.(バンコク)のスタッフ
1. メコン経済回廊スタディーツアー(東西経済回廊編):肌で感じるASEAN共同体
- 日程:2019/8/25-9/3
- 参加費:約25万円
- ASEAN共同体やベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーの4ヶ国に関する事前講義及び経済特区・工業団地やインフラ視察、国際機関訪問、文化遺産訪問、国境地帯の人や物の移動の視察、大学での学生交流等を通して、同地域の経済社会発展のダイナミズムを体験的に学ぶ。
- 座学のみでは修得できない実践的な学び(「きっかけ」や「気づき」)を得る。
- ASEAN共同体の主要課題である域内・国内格差の是正及び「中所得国の罠」からの脱却につき、問題発見と解決の方策を見出せるアジア人材となる。
2. 北部タイ:サービス・ラーニング・プログラム(SLP)
- 日程:2019/9/4-9/13
- 参加費:約20万円
- 北部タイは、様々な社会的な課題を抱えている。生活インフラや行政サービスの問題、首都バンコクとの経済格差、少数民族や国境エリアに居住する無国籍者の限定的な教育機会等。
- 村でのホームステイ、小学校での授業支援やコーヒーづくりと収穫作業等に従事しながら、こうした課題に実践的に取り組む「ザビエル学習コミュニティー」と「暁の家」において、講座・実習・交流の三本柱により実践的な学びを得る。
- 同世代の学生と共に学び合い、「他者のために、他者とともに」生きる意味を実体験する。負の側面だけではなく、グローバル化と高度情報化社会の中で発展を続ける地域の様子も肌で感じる中で、東南アジアを見る「新たな視座」を養う。
なお、廣里先生は、2019年度にはバンコクに上智大学の会社を設立し、その社長に就任しています。大学教授かつ社長ってカッコイイですね。
口の悪い私なんかは、次のようにツイッターで紹介してます(笑)
ちなみに、現地ではヒロサト先生はスーパーヒーローです。タイ語はじめアジア諸語もペラペラですが、何よりビジネスセンスがスゴイ!世界銀行、アジア開発銀行で鍛え上げられただけに。四谷だとヘトヘトな姿で、これは「ギャップ萌え」ってやつですか?https://t.co/o6okbsTPR1
— Hideki Maruyama (@hidekimaruyama) May 11, 2019
ところで、海外スタディツアーに関する研究も多くなってきています。国際理解教育学会の藤原孝章会長も編者となっている書籍『大学における海外体験学習への挑戦』も参考にしてみてください。
ちなみに、私自身は「持続可能な社会構築」をテーマにエストニア等へのスタディツアー(2019/8/22-9/2)を企画しています。
東京は確かに便利ですが、やはり不慣れな環境で何かを達成するための努力を経験するのは、自由な学生のうちに必ずやりたいことの一つかと思います。